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阪神・西に求められる“エースの働き” オリックス関係者「金子にならえ」

 オリックスから阪神にFA移籍した西勇輝投手(28)へ、古巣からエールが飛んだ。

 プロ10年間で5度の2ケタ勝利をマークしている西だが、オリックスのエースは常に、今オフ自由契約となり日本ハム入りした金子弌大投手(35)だった。年間200イニング超えを2度果たすなどフル回転していた。

 オリックスのチーム関係者は「なんだかんだ言って、うちの1番手は金子だった」と指摘。「西もそれに続けと懸命に頑張っていたのは認める」ものの、グラウンド外では打線の援護が乏しいことに不満を漏らし「野手の反感を買うこともあった」という。

 4年総額10億円で注目度抜群の阪神に入った以上、「隠れみの」は存在しない。

 別のオリックス関係者は「阪神ではメッセンジャーや復活を期す藤浪などに続いて実質先発ローテの3、4番手となるだろうけど、FA移籍というだけで周囲の目は厳しくなる。うちならスルーされていた言動が、阪神ではマスコミに大きく扱われ問題になるケースもあるだろう」とみる。それだけに、これまで間近で見てきた「金子の姿勢にならえ」という。

 「エースとは、チーム状態が悪いときにも耐えしのげる人でないと務まらない。そして勝ち星を確実に積み重ねること。この2つに尽きる」

 金子も2015年から4年総額20億円超の大型契約を結んでから成績が低迷し、このオフ大幅減俸を突きつけられチームを離れたが、その背中から学ぶべきものは多かったはず。西は移籍を機にエースへとランクアップできるか。 (山戸英州)

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