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【水沼貴史 オヤジのためのサッカー塾】アルアイン・DF塩谷司、「ヘディングの極意」つかみクラブW杯で大活躍!

 今年のクラブW杯で最も活躍した日本人選手といえば、UAEリーグ・アルアインのDF塩谷(しおたに)司(30)。助っ人DFとして3季ぶりのリーグ優勝とクラブW杯準優勝の立役者になりました。

 クラブW杯では4試合にフル出場し2ゴール。特に決勝のレアルマドリード戦の後半41分に決めたヘディングゴールには、思わず「ナイス!」と叫んでしまいました。

 まず右サイドから元J1鹿島のカイオが、実に柔らかい弾道のFKを蹴りました。このシチュエーションで決してやってはいけないのは、ヘディングで思いっきり頭を振ること。しっかり当てるだけでいい。そうすると塩谷が決めたように、まるでループシュートのような弧を描きます。

 レアルのGKクルトワは、今年のW杯ロシア大会で日本が苦杯をなめさせられたベルギー代表の正GKでしたが、さすがにこの弾道は止められません。塩谷本人は「まぐれです」と謙遜していましたが、FKの弾道を見ながら、「頭を振っちゃダメだ、当てるだけ、当てるだけ」とイメージしていたはずです。

 昨年6月にJ1広島から完全移籍。同11月に肩を手術した際には、病室にUAEのサポーターが大挙してお見舞いにかけつけたとか。来年は森保ジャパンの主力DFとして日の丸のピッチに立つ可能性大です。(元J1横浜監督)

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