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【元巨人 クロマティが斬る】野茂英雄のチャレンジ精神に頭が下がる… (2/2ページ)

 ナンバー4は江川卓。いいときはトム・シーバー(メジャー通算311勝)に匹敵し、メジャーでもエースを張れる力があった。

 ナンバー5にはダルビッシュ有を推したい。彼は本当にいいボールを投げていた。レンジャース入り当初はベストのピッチングを見せ、あと1アウトで完全試合というシーンもあった。

 だが、メジャーに来たときにすでに肘を痛めていた。日本時代の投げ過ぎがたたったもので、何度も故障者リスト入りを繰り返した後、2015年3月にトミー・ジョン手術に踏み切った。

 また、日本人投手がメジャーの強打者を相手にするときには、一瞬たりとも集中力を切ってはならない。はっきり言って、ダルビッシュはいまだにメジャーレベルではどういうピッチングをすべきなのかを分かっていない気がする。

 ドジャースで出場した17年のワールドシリーズでは大炎上。昨年はカブスと6年1億2600万ドル(約142億円)の大型契約を結んだが、8試合に登板し1勝3敗、防御率4・95。不完全燃焼のまま、またも右肘を故障してしまった。

 カブスのダルビッシュ獲りは失敗だったという人がいるが、私にはまだその判断がつかない。私の感想は「ダルビッシュはナイスガイ」である。スタンドプレーに走らない。彼は父がイラン人で、私同様、日本社会で外国人であることの意味を知っている。19年の復活を祈っている。(構成 ロバート・ホワイティング)

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