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【中山徹 俺にも言わせろ】精神的成長遂げた大坂なおみを見習え! 「敬いと感謝の気持ち」の大切さ (1/2ページ)

 勝ったね。強かったね。ついに大坂なおみがテニスの全豪オープン女子シングルスを制し、日本人選手だけでなく、アジア人選手としても初の世界ランキング1位だ。辛口の張本勲さんをしても「あっぱれ!」の一言に尽きる。

 テニスに関して俺はズブの素人だが、プロスポーツ選手を見る目は持っているつもりだ。以前の大坂は、ミスが続くと大きな声を出して悔しがったり、時にはラケットをコートにたたきつけたりすることもあった。「良い子は絶対にまねしないでね」と注釈を付けたくなるエチケット・マナー違反の行為が少なくなかった。

 決して褒められることではないが、彼女は誰よりも負けず嫌いだったからこそだったと思う。それも並大抵ではなく、人一倍の負けず嫌いなのだ。負けた、ミスした悔しさの発散の仕方が下手だったのだ。

 そんな大坂が急激に強くなったのは、ハードなトレーニングと練習に加えて、メンタル面の強化を重ね精神的にも成長したからだと思う。

 俺はガッツポーズを取ることが嫌いだ。というか、喜怒哀楽をあらわにすべきではないと考えている。テニスは目の前に敵がいるが、ゴルフの場合、目の前にいるのは敵ではなく、あくまで同じ組でプレーする同伴競技者である。バーディーパットが決まってガッツポーズを取るのは、同伴競技者に嫌な思いを抱かせる。ボギーをたたいてため息を付いたり、パターを蹴飛ばしたりするのは、さらに見苦しい行為だと思うから、俺はしない(でいるつもりだ)。

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