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【清水秀彦 そういうことだろ~】森保J、対カタール落とし穴は「カウンターからの失点」 DF陣はスピードに警戒を (2/2ページ)

 --その対策は

 「ボールの出所にしっかりプレスをかける。これに尽きる。去年のW杯ロシア大会の決勝トーナメントで、延長を目前にしてベルギーのカウンターにやられて決勝点を奪われたじゃないか。カタールはベルギーほどのレベルではないけれど、司令塔のMFブディアフなどからの配球を丁寧に抑えていかないと、似たような失点を食らう可能性は十分ある」

 --森保ジャパンの守備陣がカタールのスピードに対応できるかどうか

 「そうさ。イランのパワーには完璧に対応した。決勝ではカタールのスピードを押さえ込むことができたら、アジアではもう自信を持っていい。評価はワンステップどころか、ツーステップ、アップするよ」

 --今大会無失点を続けているカタールだが、DFラインはずれる場面もあった

 「だよな(笑)。それはFW大迫(ブレーメン)を筆頭に、南野(ザルツブルク)、堂安(フローニンゲン)の技術で十分突ける。まあ、1点を争う緊迫した展開よりも、ゴールの奪い合いの方がおもしろいだろ?」

 --それでしっかり勝てば申し分ない

 「その通りさ。ここまできたら、勝たなきゃ意味がない。確実にタイトルを取ることが、森保ジャパンにとって重要だ」(聞き手・久保武司)

 ■清水秀彦(しみず・ひでひこ) 1954年11月4日、東京都生まれ。ポジションはMF。浦和市立高、法大、日産サッカー部(現J1横浜)で日本一を経験。93年のJリーグ開幕戦で横浜Mを率い勝利を収めたのを皮切りに、Jリーグ4クラブで監督を務め通算134勝を達成。

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