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【江尻良文の快説・怪説】他球団は温暖な沖縄に一極集中も…ソフトバンクが“宮崎一筋”貫くワケ (1/2ページ)

 プロ野球12球団がキャンプイン。米アリゾナ州で第1次キャンプを張るのが日本ハム。沖縄に6球団が集結し、宮崎には昨季2年連続日本一に輝いたソフトバンク、パ・リーグ優勝の西武、オリックス、それに公式戦開幕カードでの激突が早くも話題になっている広島と巨人がいる。

 今月中旬以降、広島と巨人は沖縄へ移り、日本ハムも含めて第2次キャンプを行うため、宮崎にはソフトバンク、西武、オリックスのパ3球団だけが残る。温暖な沖縄に一極集中の格好だが、昨季のペナントレースの結果は真逆だった。

 1次キャンプを宮崎・日南で行う広島が球団史上初のリーグ3連覇。西武は10年ぶりのリーグ優勝。ソフトバンクはその西武をクライマックス・シリーズ(CS)ファイナルステージで撃破し、レギュラーシーズン2位からの下克上で日本シリーズに出場、2年連続日本一を達成した。

 そもそも宮崎キャンプは巨人の聖地だった。ソフトバンク・王貞治球団会長(78)は「僕が巨人に入団した年(1959年)から宮崎キャンプが始まったからね。思い出深いですよ」と人一倍愛着がある。それだけに、2011年から巨人が第1次宮崎キャンプ、第2次沖縄キャンプの2部制を敷いたときには、珍しく語気を荒らげてこう言い放った。「巨人は長い間宮崎でお世話になってきたのだから、そんな不義理なことをしちゃいけないんだ」

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