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森保J“不敗神話”崩壊…アジア杯決勝、カタールに惨敗、元凶はCBとGK (2/2ページ)

 吉田は同27分にも、相手MFアブデルアジズ・ハティム(29)にかわされ、左足から完璧なミドルシュートを打たれ2点目を献上。

 後半17分、MF南野拓実(24)=ザルツブルク=が巧みにボールを浮かして1点を返したが、同36分、吉田はまたしても自陣ペナルティーエリア内の混戦で致命的な反則。ビデオアシスタントレフェリー(VAR)検証の結果、ハンドの反則をとられ、PKを決められて万事休した。

 結果的に3失点全てに絡んだ吉田は「前半に2失点したことが勝負を分けた。前半の受け身が尾を引いた。まだまだ足りないものだらけ。今日も一瞬の隙を突かれた。この負けからチームも僕も学ばないといけない」とうなだれるしかなかった。

 センターバックは、日本代表にとって明白なウイークポイントだ。吉田は起用され続けているものの、「スピードがない。肝心なところでミスが出る」(代表OB)と評価は決して高くない。今大会中、東京五輪世代でもあるDF冨安健洋(20)=シントトロイデン=が台頭したのは収穫だが層が薄い。さらなる若手の台頭が期待されている。

 GKも同様だ。正GK格だった東口順昭(32)=G大阪=は腰痛を発症し、今大会登録メンバーの中でただ1人出場がなかった。代わって主戦を務めた権田修一(29)=ポルティモネンセ=は不安定な守備を連発。アリのオーバーヘッドシュートも、ゴールポストに当たるほどの厳しいコースではあったが、虚を突かれて反応しきれなかった。

 森保ジャパンは今後、キリンチャレンジ杯4試合を経て、6月に強豪がひしめく南米選手権(ブラジル)に出場。今秋からは22年W杯カタール大会のアジア予選も始まる。センターバックとGKにぽっかり空いた穴を埋めることが喫緊の課題となる。

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