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【福島良一 メジャーの旅】再認識させられたイチローの偉大さ 殿堂博物館に刻まれた不滅の金字塔 (2/2ページ)

 今もなお米国内で王の人気は根強い。米スポーツ専門誌で日本人選手として初めて表紙を飾ったときの雑誌、ハンク・アーロン超えの通算756号本塁打を放ったときの映像、同氏が提唱した世界少年野球推進財団などの紹介に目が行く。

 一方、米国野球史に残る大打者イチローは『安打コーナー』で、なんと最後の4割打者テッド・ウイリアムズ、通算安打記録保持者ピート・ローズらと同等の扱い。10年連続200安打や年間262安打など不滅の金字塔が刻まれている。

 他にも通算500盗塁達成のときに履いたスパイク、オールスター史上初のランニングホームランを放ったときのボール、写真や絵画など盛りだくさん。おそらく現役選手の中で一番の存在感で、その偉大さを改めて感じることができた。

 将来の殿堂入りが確実視されるイチロー。いつの日か、名誉の殿堂に彼のレリーフが飾られるときがやって来る。そのとき、人口約1800人の片田舎は、これまで見たこともないようなにぎわいに接するだろう。(大リーグ評論家・福島良一)

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