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「負けないように頑張る」 阪神・鳥谷、遊撃手再挑戦の厳しい現実 (1/2ページ)

 昨秋、遊撃への再挑戦を首脳陣に直訴した阪神・鳥谷敬内野手(37)。キャンプインの1日から、若手に混じって汗を流した。

 同い年の糸井、福留らベテラン陣、ナバーロ、マルテの助っ人陣が午後から自主練習にあてるのを横目に、鳥谷はルーキーの近本、木浪らと同じ組に入りベースランニング、ノック、打撃練習などフルメニューをこなした。全体練習後も室内練習場で特打に励み、「メニューをこなさないと試合に出られない。調整できる立場じゃない。負けないように頑張る」とまなじりを決している。

 この姿に矢野燿大監督(50)は「すごく意気込みが伝わる。心配する必要もない」とうなずいた。

 ゴールデングラブ賞5度の守備の名手だが、金本前監督政権下では本職の遊撃から三塁、さらに二塁へとコンバートされ、出場機会も激減。5年契約の最終年を前に、新監督に“古巣”復帰を直訴した胸の内は、察するにあまりある。

 しかし、某セ球団幹部の1人は「正直に言いますけど、鳥谷がもう一度ショートのレギュラーに戻るようなら、阪神は今年もしんどいということですよ」とほくそ笑む。

 「ショートの何が難しいって、やっぱり左右の動きに足がついていけるかどうか。彼は(比較的守備範囲の狭い)三塁転向を経たことで、その感覚がだいぶ鈍っている」と指摘するのだ。

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