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相撲協会が暴力追放に「桑田真澄論文」活用 「スピード感ある専門家とのパイプ必要」 (1/2ページ)

 日本相撲協会は8日、両国国技館で親方衆を対象に研修会を開き、暴力排除の自覚を求めた。

 講師として招かれた早大・棚村政行教授は、元巨人投手の桑田真澄氏(50)が現役引退後の2009年に早大大学院で発表した修士論文をもとに、プロ、大学の野球選手550人からアンケートを取った結果、83%が「場合によっては体罰は必要だ」と答えた例を挙げ、「そういう指導で結果を出してきたアスリートが圧倒的に多いが、一時的にはよくても、最終的には育っていない」。力に訴えるのではなく、心に響く指導の重要性を訴えた。

 一方で「協会との連携が大切。報告、連絡、相談をして協会に頼るべき。もっとも、協会も頼らせるには、優秀でスピード感のある専門家とのパイプを持っていないと、どうにもならない」と協会側も態勢を整える必要があると指摘した。

 元大関琴欧洲が師匠の鳴戸部屋で、三段目力士が弟弟子に対し暴力を含めたいじめを繰り返していた問題で、協会のコンプライアンス委員会はこの日、引退勧告が相当と答申。三段目力士から引退届が提出された。

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