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イチロー「21タコ」でもファン熱狂も… 打率・071、戦力外の危機迫る (2/2ページ)

 現地メディアのほとんどは、米国に帰った後、マリナーズにはイチローをメジャーでプレーさせる意志はないと報じている。しかし、中堅のスミスが右肘を痛め、三塁手のシーガーも左手を手術。レギュラーが2人も欠け、早期復帰は難しいとみられており、ここにきてイチロー残留説に期待がもてる状況にはなってきた。

 米アリゾナ州でイチローが出場した試合を取材した元日本人メジャーリーガーの1人は「打撃の状態は昨年とは比べものにならないぐらい良い。アメリカに戻ってメンバーに残れれば、4月以降打ち始めると思う」とみている。

 さらに「ここまで打てないと“何打数無安打”というデータが聞こえてきて、慌てがち。そんなことを気にしないで今のままやれば、ちょっとしたことでヒットは出るようになる」と自分のペースを崩さないことを復調の条件に挙げた。

 前日(16日)の会見でイチローは「20何打席無安打で迎えたシーズンもあったのですが、この年も結局は200本(安打を)達成して、いい年になった」。2008年のオープン戦で1試合目から26打席無安打だった例を挙げ、“問題なし”を強調した。

 ただ、当時のイチローと45歳となった今が、同じでないことは言うまでもない。結果を出せないイチローにマリナーズはどんな決断を下すか。その前に、レジェンドは日本の大歓声に応えるプレーを見せることはできるだろうか。(塚沢健太郎)

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