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【松本秀夫 プロ野球実況中継】「3番&レフト」広島に丸の穴くっきり…緒方監督、攻守のバランスどう埋める?

 広島-巨人の開幕3連戦(3月29-31日)を中継しました。

 巨人が鬼門のマツダスタジアムで勝ち越しましたが、丸選手の抜けた広島のチームバランスが攻守で気になります。

 打つ方では3番打者を誰にするか? オープン戦では西川、田中、坂倉、安部、バティスタと5人をテスト。公式戦は4月2日までの4試合で西川、野間の両選手が2試合ずつ先発しました。

 緒方監督は「オーダーを固定する気はさらさらない」と話しています。昨年までのタナキクマルのような“不動”とは行かないようです。

 一方、守りではレフトのポジションがウイークポイント。4試合でレフトを守った3人は、西川選手が昨年まで内野、坂倉選手が捕手登録。長野選手もレフトはオープン戦で1試合守っただけで9年ぶりと、いずれも本職ではありません。

 長野選手が巨人との3戦目で、吉川尚選手の打球を捕りきれず決勝のタイムリーツーベースにしてしまったプレーも、慣れた左翼手ならどうだったか。緒方監督は「誰にも捕れない打球だった」とかばっていましたが…。

 ともすれば、外野はどこでも同じと思われがちですが、そうではないんですね。巨人に移籍して2年間、ライトは昨年4試合守っただけで、それ以外はすべてセンターを守っている陽岱鋼選手が今年はライトを任されていて、開幕直前に「打者を見る角度も、打球の性質も違うし、慣れるまで大変ですよ」と話してくれたのを思い出します。

 シーズンが進んでいけば状況は変わるでしょうが、当面丸選手の抜けた穴を広島がどう埋めていくのか注目です。(フリーアナウンサー・松本秀夫)

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