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なでしこJ、世界2位ドイツに引き分け善戦も課題山積… サイド守備、レギュラー固定、リーダー不在 (1/3ページ)

 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」(世界ランキング7位)は9日、同2位のドイツと国際親善試合(パーダーボルン=ドイツ)を行い、2-2で引き分けた。過去1勝1分け11敗の強豪に対し善戦したともいえるが、W杯フランス大会(6月7日開幕)のメンバー発表前最後の試合だっただけに、実態は課題山積。女子サッカー日本代表史上初の女性指揮官として2016年に就任した高倉麻子監督(50)にとって、正念場だ。(夕刊フジ編集委員・久保武司)

 FWにチーム最年少の18歳、遠藤純(日テレ)を起用し、1-3で敗れた4日のフランス戦(世界4位)から先発を3人入れ替えて臨んだ。

 前半35分、相手GKシュルトのパスミスをMF長谷川唯(日テレ)が見逃さず、ワンタッチで25メートルのループシュートを放ち、無人のゴールにほうり込んで先制。

 後半8分に右サイドを崩され同点とされるも、同24分には再び相手GKシュルトがパスミス。MF中島依美(神戸)が拾い、FW横山久美(長野)とパス交換しながらペナルティーエリア右に侵入。最後は横山が右足で勝ち越し弾を奪った。

 この試合のシュート数は日本の7本に対し、ドイツは24本。A代表わずか2試合目のGK平尾知佳(新潟)が好セーブを連発して奮闘したが、キャリア不足は大事な所で顔をのぞかせた。同27分、ファンブルしたこぼれ球をダイビングヘッドで押し込まれ、追いつかれてしまった。

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