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劇勝から一転沈黙…阪神、甲子園で今季初黒星「負ければ2倍疲れる」

 阪神は10日のDeNA戦(甲子園)で相手先発・浜口にわずか1安打に抑えられ、プロ初完封を献上。最大5点差をひっくり返して“劇勝”した前日から一転、打線が沈黙した。

 この日は日本全国に寒気が流れ込み、試合前に雨のため室内練習場で体を動かしたナインは「寒いわ」「コレ、地獄やろ」とゲンナリしながらグラウンドへ向かった。そんな覇気のなさが影響したとしか思えない。

 初回1死からチーム唯一の安打で出塁した糸原、3回に四球を選んだ北條がともに牽制死。7四球を選びながら拙攻を繰り返し、矢野燿大監督(50)は「そこ(牽制死)で流れを止めてしまった。明日は打つしかない」と険しい表情で短く会見を締めた。

 清水ヘッドコーチは「向こうもプレーする条件は一緒。寒さは理由にならない」とした上で、「浜口は(牽制の際、一塁方向への足の)踏み出し方が変わっていた。こちらの勉強不足」と頭を下げた。

 昨季球団史上ワーストの39敗を喫した甲子園で、今季1敗目。「やっぱり甲子園で勝てば間違いなく選手は乗っていきやすくなる。ファンも盛り上がってもらえるしね」と清水ヘッド。半面、聖地で負ければ「自分の感覚としてはビジターに比べて2倍疲れる」と語る。「去年ワーストだったのは知っているが、そこはこだわってやりたい」と気を引き締めた。天候に関わらず虎党が熱い声援を送る甲子園で、これ以上ぶざまな姿は見せられない。(山戸英州)

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