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楽天“最大の補強”は石井GM!? 「一番欲しかった選手」福井が初勝利

 敏腕GMの就任が、最大の補強だったかもしれない。楽天は10日の西武戦(メットライフ)に7-5で快勝し、単独首位に浮上した。

 ソフトバンクと入れ替わり、一昨年8月14日以来の首位に立った平石洋介監督(38)は「まだ何試合ですか!?(今季11試合目) 全然気にしていない。目の前の試合を全力でいくしかない」と気を引き締めたが、昨年は開幕からずっと最下位だったのだから、えらい違いだ。

 前日(9日)は西武からFA移籍した浅村栄斗内野手(28)が2ランを放ってヒーローになり、この日は広島からトレードで加入した福井優也投手(31)が6回2失点の好投で移籍初勝利。石井一久GM(46)が獲得した新戦力が期待に応えている。

 福井は早大時代の同僚の斎藤佑樹投手(日本ハム)、大石達也投手(西武)とともにドラフト1位でプロ入りしたが、リーグ3連覇の広島では一昨年が1勝3敗、昨年も3試合登板0勝3敗と出番に恵まれなかった。

 石井GMは「球にキレがあって、一番欲しかった選手でした」と明かす通り、解説者時代から潜在能力に目をつけ、GM就任早々、菊池保則投手(29)とのトレードを成立させた。

 石井GMの眼力が証明された格好。福井は「トレードで来て、楽しんでやっている。(広島で勝てなかった)その時期があって、いまの自分があると思う」と語る。

 この日は季節外れの寒波で、試合開始時の気温が2・6度。楽天の首脳陣は「本拠地開幕戦(2日の日本ハム戦=楽天生命パーク)に比べればマシ。あのときは雪で中断したんだから。うちは寒さに強いからね」とニヤリ。天も味方につけた楽天が、パ・リーグを面白くしそうだ。(塚沢健太郎)

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