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雄星また初勝利消える… マリナーズは絶好調も先発陣で唯一勝ち星なし

 マリナーズの菊池雄星投手(27)は10日(日本時間11日)、カンザスシティーでのロイヤルズ戦に先発し、6回まで5安打3失点、3奪三振。勝ち投手の権利を得て降板したが、救援が7回に同点に追いつかれ、メジャー初勝利はまたもお預けとなった。試合はマリナーズが6-5で勝ち5連勝で12勝2敗としたが、マリナーズ先発陣で菊池だけ勝ち星のない状態が続いている。

 メジャー4戦目。1回は2死一塁から昨季32盗塁のモンデシーに二塁を陥れられ、直後に適時打を浴びた。2回は1死からドジャーに一発を浴びた。3回には2死からソレールに豪快な一発を浴びた。

 それでも4回から6回まではボールを低めに集めていずれも3者凡退に仕留め、5-3とリードして降板。6回以上を自責点3以内が目安の「クオリティ・スタート」としたが、7回に不安視される救援が打たれた。

 試合は5-5の同点で迎えた9回にハニガーが決勝の本塁打を放ち、2002年にインディアンスが記録した開幕からの14試合連続本塁打に並び、その裏、満塁のピンチをしのいで勝ちきった。

 開幕投手のゴンザレスが早くも4勝を挙げるなど、先発陣が順調に勝ち星を伸ばす中、菊池1人が取り残された形。

 試合前、「焦りもある」と素直な気持ちを口にする一方で「しっかりと自分の投球をすれば勝ち星もついていくと思う。自分の仕事に徹したい」といい、先発としての仕事はこなしたが、勝ち運に見放された格好だ。それでも菊池は「直球中心でいこうということ(ゲームプラン)だったが、その直球を張られていた。苦しい中で4、5、6回と崩れずに立て直せたのは収穫だった」と話した。