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【福島良一 メジャーの旅】マリナーズ、主力大量放出も…まさかのミラクル快進撃! (1/2ページ)

 日本で開幕を迎えたマリナーズがまさかの快進撃。イチロー外野手が日米28年間の現役生活に別れを告げ、マ軍の話題も一区切りかと思いきや、開幕から13勝2敗の球団史上最高のスタートに誰もが驚いた。

 昨年オフに主力選手を大量放出し、チーム再建を目指した矢先だけになおさらだ。しかし、いつまでも勝ち進むわけではなく、昨年地区王者アストロズなどに6連敗と失速。それでもア・リーグ西地区2位につけている(米時間18日現在)。

 過去にも似たようなチームがあった。1982年にア・リーグで初優勝したブルワーズは、ベテランを次々に切り若返り作戦を展開。大砲ロブ・ディアー(阪神)、若手有望株グレン・ブラッグス(横浜)らが順調に育ったが、最大の激戦区だけに、87年の大方の予想は最下位だった。

 ところが、いきなりメジャータイ記録の開幕13連勝をマーク。22歳の新鋭ホアン・ニエベスが球団史上初のノーヒットノーラン、ディアーの起死回生の一発でリーグ新記録の12連勝に到達するなど、まさに劇的勝利の連続だった。

 トム・トレベルホーン新監督が高校教師というのも面白かった。現役時代はマイナーリーグの経験しかなく、若い頃から監督業を修行。オフには高校の社会科教師を務めた。教えることが専門で、選手の指導もお手のものだったのだ。

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