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【清水秀彦 そういうことだろ~】清水秀彦氏が選ぶ平成ベストイレブン 小野、中田…MFは宝の山だけどFWは該当者なし! (2/2ページ)

 --サイドバックは

 「左は長友佑都(ガラタサライ)、右は内田篤人(鹿島)だね。このポジションはいまや攻めるだけ、守るだけでは務まらない。世界には荒っぽい選手が多いが、この2人は常にフェアプレー。そこも、いいね」

 --センターバックは

 「いの一番はやっぱり井原正巳(現柏コーチ)しかいない。『アジアの壁』だもの。だろ~?! いつでもどこでも冷静でクレバー。ただ、もうひとり挙げろっていわれると、FWと同じで、いないんだよなぁ。小村(徳男氏=現評論家)かな。マンツーマンでガツガツ系の守備ならピカイチだった。余談だが、ヤツは将棋も強い」

 --最後にGK

 「(川口)能活(氏)だぜ、やっぱり。高校からマリノスに入団した頃から見てきたが、真面目一徹、毎日泥だらけで練習していた頃が懐かしい。まさに背中でチームを引っ張れる男だ」

 --平成はこれといった選手がいなかったが、令和には文句なしのスーパーFWを見たい

 「ストライカー(センターFW)を育てなきゃ、だね。Jリーグがスタートした頃は、どのクラブも勝つためには点を獲らなければ。ならば助っ人攻撃陣という図式で、どのクラブもFWには強力な外国人選手をそろえた。それが皮肉なことに根付いてしまい、日本人FWが育ちにくくなってしまった」

 --指導者の奮闘にも期待したい

 「その通り!。平成時代は教科書通り、戦術を詰め込むばかりの育成をし過ぎたよ。令和時代は型破りのセンターFWを育ててほしいね」(元J1仙台監督・清水秀彦)

 =聞き手・久保武司

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