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錦織「いい試合できた」充実の逆転勝ちも3回戦の相手はクレー巧者 全仏テニス

 全仏オープン男子シングルス2回戦(29日)で、地元の大声援を受けたジョーウィルフリード・ツォンガ(34)=フランス=に4-6、6-4、6-4、6-4で逆転勝ちした第7シードの錦織圭(29)=日清食品。3時間2分の接戦にも「反省点はない。自信をもって打てている」と充実のコメントだった。3回戦進出は5年連続で、クレーのスペシャリスト、ラスロ・ジェレ(セルビア)と対戦する。

 ツォンガは元世界ランク5位で2015年の大会では準々決勝で敗れた強敵。第1セットはサーブとパワーに圧倒されたが、第2セットは取り返し、第3セットでギアを上げた。

 0-2とリードされた後の第3ゲームで、30-40とブレークポイントを握った場面。ツォンガが、この日2度目のタイム・バイオレーションを犯してフォールト。セカンドサーブを錦織はフォアにまわり込んで強打してブレークした。第4セットも先に3ゲームを取られながら、あわてず逆襲した。

 錦織は「まあまあ、いい試合はできたと思う。充実というか自信を持ってどのショットも打てている」。ツォンガは「ケイがいいテニスをした。レベルが高く、自分には強すぎた。ファーストサーブの入りが悪く試合をコントロールできなかった。いい選手と3時間戦えたことには満足している」と脱帽した。

 3回戦は初対戦の第31シードのジェレ。身長188センチで23歳と若く、クレーに強い。

 「マドリード・オープンでデルポトロ(アルゼンチン)との試合は見ていたので何となく頭に入っている。しぶとそうなイメージ。大きな武器はないけど、サーブもいいし、ストロークもしっかりしている印象」と錦織。強敵ツォンガを下しても息はつけない。

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