記事詳細

“令和の怪物”佐々木を早くもドラ1指名宣言! 日本ハム“恒例戦略”の勝算とリスク 歴代最多の1位指名「8球団」も (1/3ページ)

 いくら何でも早過ぎないか!? 日本ハムの吉村浩ゼネラルマネジャー(GM、54)は2日、“令和の怪物”の異名を取る最速163キロ右腕、大船渡高(岩手)の佐々木朗希投手(3年)を今秋ドラフト(10月17日)で1位指名すると明言した。ドラフトまで4カ月半。他の選手の台頭、佐々木自身の故障など、さまざまなリスクが考えられる中、過去に菅野智之投手(29)=現巨人、大谷翔平投手(24)=現エンゼルス=を強行指名し、球界を激震させた日本ハム独自のドラフト戦略は今度も功を奏するのだろうか。

 「間違いなく1位で指名します。他の候補に対する尊敬もあるが、圧倒的すぎる」

 佐々木はこの日、岩手県内で行われた佐久長聖(長野)との練習試合に先発し4失点完投。毎回の13三振を奪い、視察した吉村GMに迷いはなかった。

 同じく佐々木を追いかけている米大リーグ・ロイヤルズの大屋博行国際スカウトも「驚きはしません。日本ハムは毎年“日本で一番いい選手を1位指名する”という方針を貫いてきた球団ですから。佐々木君はそれくらいモノが違います」と言い切る。

 日本ハムは2011年のドラフトで、伯父の原辰徳監督が指揮を執る巨人と相思相愛といわれていた東海大・菅野を敢然と1位指名。巨人と抽選の結果、交渉権を獲得した。結局菅野は入団を拒否し、1年間の“浪人”を経て巨人から1位指名を受けてプロ入りした。

 翌12年にはまたもや、花巻東高から直接メジャーに挑戦する意向を表明していた大谷を、2日前に公言した上でドラフト1位指名。「二刀流」をはじめ独自の育成プランを提示して口説き、入団にこぎ着けた。日本ハムの人脈、血縁関係のしがらみ、進学・メジャー希望にもぶれない独自の戦略は、球界では高く評価されている。

関連ニュース