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【神谷光男 スポーツ随想】東京五輪のしわ寄せ…高校野球ドーム使用の是非 (1/2ページ)

 甲子園を目指し東西合わせて271校259チームが出場する高校野球東京大会(7月6日開幕)の組み合わせが、15日の抽選会で決まった。

 この東京大会、来年は東京五輪直前で大きな影響を受ける。メイン会場として使用されている神宮球場が来年7月6日から9月13日まで使えないからだ。

 東京六大学や東都大学の本拠地として、学生野球の聖地といわれる神宮が東京五輪中は器材置き場になってしまう。

 5月末に春のリーグ戦が終わり、9月半ばに秋のリーグ戦が始まる大学野球は難を逃れたが、東京の東西大会は準決勝、決勝を史上初めて東京ドームで行うことになり、15日に東京都高野連から正式に発表された。

 開会式は7月6日以前に神宮で済ませ、準決勝までは江戸川、府中市民、八王子といったこれまでの会場を使って、やりくりするという

 これまで愛知県大会で2005年から3年間、決勝などごく一部がナゴヤドームで行われ、大阪大会で京セラドーム、福岡大会でヤフオクドームが開会式に使用されたことがあったが、東西2大会6試合は初めてだ。

 空調設備の整った東京ドームなら、選手も観客も熱中症の心配はない。将来プロを夢見る選手などは「ドームでやれるなんてラッキー」と喜ぶかもしれない。

 しかし、慣れない空気膜の天井と照明の下で戦うことは高校生にとって負担も大きいだろう。ある関係者はこう話す。

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