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大船渡高“佐々木ドラフト”に風穴か!? 明大38年ぶりV腕…“完成度高い”森下暢仁 伝説のOB太鼓判、巨人も「Aランク」 (3/3ページ)

 かつての中日のエースでプロ通算215勝を誇り“フォークの神様”の異名を取った杉下茂氏(93)も明大OBで、「投手がしっかりしているから、いいゲームができる。非常にまとまっていて、いいですね」とご満悦。8回まで87球で完封目前も、9回に1点を失った森下に「欲をいえば、へばらずに、7回ぐらいからペースがガ~ンと上がるような投手になってほしい。それが完投のコツ」と課題を突きつけた。

 明大は近年も、川上憲伸(1997年・中日)、野村祐輔(2011年・広島)、柳裕也(16年・中日)らドラフト1位の投手を輩出している。土井氏は「森下君はその3人の大学時代と同レベル。フォームがきれいで、球にキレがある」と評する。杉下氏は「憲伸は中日に入ってから伸びましたよ。森下君もまだまだこれからでしょう。見たところひ弱い感じ(180センチ、75キロ)がする。どちらかというと上半身で投げている。下半身を強くして、下半身で踏ん張ってから腕を振れば、もっと体を使える」と注文をつけた。

 杉下氏は今月5日に学生野球資格回復研修の面談を受け、18日にも日本学生野球協会から資格回復を認められる。森下を直接指導することも可能になるわけだが、「もう(9月17日の誕生日で)94歳ですから、キツイですよ」と苦笑。中日の春季キャンプでは毎年臨時コーチを務めているだけに、直接指導を期待したいところだ。

 今大会は多くのスカウトが見守る中で力投。森下は「注目してもらっているのは、本当にありがたい。その中で結果を残せたのはよかった」と納得の表情を浮かべた。さらに評価を上げた右腕が“佐々木ドラフト”に風穴を開けた。

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