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「何なのよ、あの静かな試合は!」女子ソフトボール“総帥”宇津木妙子氏、東京五輪前哨戦に喝! (1/3ページ)

 来年7月に迫った2020東京五輪の正式種目として北京五輪以来、12年ぶりに復活する女子ソフトボール。『日米対抗戦』3試合(22、23日=仙台、25日=東京ドーム)を見守った、元日本代表監督で公益財団法人日本ソフトボール協会副会長の宇津木妙子氏(66)が夕刊フジの直撃取材に応じ、金メダル獲得を期待される日本代表にゲキを飛ばした。(山戸英州)

 「ファン、選手、スタンド。もっと声を出さなきゃダメよ。五輪という舞台はみんな一緒に戦うモノ。何なのよ、あのシーンとした静かな試合は…」

 速射砲の鬼ノックでも知られる、女子ソフト界の“総帥”は怒りに震えていた。

 世界選手権でも常に優勝争いする日本とアメリカにとって、この3試合はいわば東京五輪の「前哨戦」。日本は2勝1敗と勝ち越したが、監督として2000年シドニー五輪で銀メダル、04年アテネで銅メダルをもたらした宇津木氏は、厳しい半面、誰よりも選手を愛する気持ちが強いだけに、淡々と進んだ試合を嘆いたのだ。

 昨年8月に千葉で行われた世界選手権はテレビ東京系列で地上波放送されたが、五輪となれば別格。2008年北京五輪で金メダルを獲得し一大フィーバーを巻き起こしたのを最後に、12年ロンドン五輪と16年リオデジャネイロ五輪ではソフトボールが正式種目から外され、大舞台から遠ざかっている。運営関係者の1人は「当時応援されていた大人はみんな、来なくなった。今は若い世代の人が応援に来てくれるが、その間がスッポリと抜けていて、どう応援すればいいのか分からないんじゃないかな。それが盛り上がりに欠ける要因の1つにもなってる」と指摘する。

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