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【西本忠成 トラとら虎】阪神、ソラーテ獲得進めるも…期待より不安? 拙い外国人補強

 勝率5割を切った阪神は打線強化のため、新助っ人ヤンガービス・ソラーテ内野手(32)=マーリンズ傘下3A=の獲得を進めている。今季、SFジャイアンツなどでプレーし、両打ちでメジャー通算75本塁打の触れ込みだが、首脳陣は一様に疑心暗鬼で来日を待っている。

 「もちろん、期待はしているが向こうでの実績は関係ない。要は日本の投手への対応力。戦力になるかどうかは試合で使ってみるまで本当に分からない」

 阪神といえば助っ人獲得の下手さに定評があるだけに、期待より不安が先に立つのは当然だろう。今季のマルテは主に5番を打つものの、打率・265、7本塁打(5日現在)と振るわず、緊急補強を余儀なくされた。

 阪神にはもうひとりの外国人ナバーロが2軍に控える。しかし、2軍ですら現在打率・200、1本塁打の不成績ではとても1軍に上げられない。球団OBは「なぜナバーロを昨年で切らなかったのか理解に苦しむ。いまのチームの失速の一因は外国人補強の拙さにある」と批判する。

 いまやシーズン途中の助っ人獲得は阪神の恒例行事になりつつある。2017年はキャンベルが全く使い物にならず、7月に入りロジャース。昨年も不振のロサリオに業を煮やし、6月にナバーロを迎えたが効果はなかった。4選手ともメジャー歴があるところをみても、米国での実績が何の保証にもならないのは明白だ。

 今回のソラーテは果たしてどうか。過去が失敗続きだけに、多大な期待をかけるのは禁物だろう。(スポーツライター・西本忠成)

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