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【江尻良文の快説・怪説】来季パ日程にも東京五輪の影響が… 札幌ドームはもともと「サッカー会場」だった

 パ・リーグの来季日程が29日に発表されたが、「東京五輪開催の影響はセ・リーグほど大きくありませんでした」と関係者。五輪開催期間中にDeNA、ヤクルトが本拠地を使えず東京ドームで主催試合を行うような際だった影響はない。

 とはいえ、日本ハムは札幌ドームがサッカー会場となるため、6月16日から8月16日まで本拠地を明け渡す。主催試合を地方球場で行い、2連戦システムを取る。

 一例を挙げると、6月23、24日は釧路、帯広で対ロッテ2連戦。同27、28日は静岡で対楽天2連戦を行う。

 「2連戦にしたのは、集客を見込める本拠地・札幌ドームでの試合を五輪終了後へ後回しにしたからでしょう」と関係者は解説する。

 そもそも札幌ドームは、2002年サッカーW杯日韓共催大会の会場として造られた。その後04年に日本ハムが東京から移転。使用料が高いためJリーグのコンサドーレ札幌は開催試合数を抑えるしかなく、プロ野球チームを誘致したのだ。

 当初は西武が第2本拠地として使用する案で固まっていたが、東京ドームの使用料の高さに音を上げていた日本ハムが名乗り。スッタモンダの末に、日本ハムの本拠地となっている。

 結局日本ハムも使用料の高さがネックとなり、広島などが直営で行っているグッズ販売に関しても、ドームに卸す形態となっていることに不満が爆発。23年3月に北海道北広島市の新球場が開業予定だ。

 札幌ドームがサッカーのために造られたスタジアムであることを、久しぶりに思い出した。(江尻良文)

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