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プロスカウト、ドラフト戦略に異変!? 星稜・奥川、即戦力評価急浮上 大船渡・佐々木は素材ピカイチも… 全国高校野球 (1/3ページ)

 大会No.1右腕の呼び声は伊達ではなかった。今秋のドラフト1位候補、星稜・奥川恭伸投手(3年)は7日の旭川大高(北北海道)戦に先発し3安打9奪三振、94球で完封。最速153キロの直球とスライダー、チェンジアップを自在に操り1-0のしびれる投手戦を制した。大船渡・佐々木朗希、横浜・及川雅貴、創志学園・西純矢の各投手とともに“高校BIG4”と称されるが、実際は奥川と佐々木の評価が飛び抜けているのが現状。どちらを指名するか、それが問題だ。(片岡将)

 この日の奥川は、味方の初回の攻撃が三者凡退で終わったのを見てその裏、「初回の入りが大事。相手を乗せないためにも、立ち上がりはギアを入れていった」。

 先頭打者をこの日最速の153キロで空振り三振に切るなど、圧巻の3者連続三振。その後は140キロ台後半に球速を抑えつつスライダーとチェンジアップを駆使し、打たせて取る投球にペースチェンジ。94球の完封劇につなげた。

 すでに佐々木の1位入札を公言している日本ハムの球団幹部が快投を続ける奥川を見ながら冗談交じりにこう漏らした。

 「何とかどっちも獲れねえかな…」

 佐々木も奥川も明言こそしていないものの、プロ志望届提出が確実。今秋のドラフト会議ではどちらも1位指名が確実視され、幹部の発言は無理を承知の無い物ねだりだが、佐々木と並ぶ最高の評価を下していることをうかがわせた。

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