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貴景勝、大関復帰へ“マジック7” ライバル朝乃山を撃破 大相撲秋場所 (1/2ページ)

 ともに優勝経験があり、ゆくゆくは大相撲の看板カードとなりそうな序盤の大一番。熱戦が期待されたが、勝負はあっさりと決まった。

 貴景勝は左を固めて相手の右差しを封じ、立ち合いのはじき合いで腰が引けた朝乃山をはたき込んだ。

 途中休場した新大関の夏場所を途中休場した貴景勝は、平幕優勝し来日中の米トランプ大統領から「アメリカ合衆国大統領杯」を受けた朝乃山の晴れ姿をテレビで見ていた。「スケールが大きく優勝してもおかしくない力士。自分も負けたくない」と思ったという。

 そんなライバルを下し3連勝。「相手は当たりが強いし、差されたり、まわしを取られたら負ける。そういう展開にならないようにすれば自分が有利になる、と思って取った。感情は持ち込まず、やるべきことはやろうと思った」と貴景勝は振り返った。

 初日に同じ押し相撲の大栄翔を激しい押し合いで破り、2日目は新大関の夏場所中日に再出場して敗れて再休場に追い込まれた因縁の相手碧山を真っ向から押し出した。

 10勝で大関復帰という特例適用に向けて、力強いスタートダッシュ。これまで特例に挑んだ陥落大関で連勝発進したのは7人8例。そのうち6例は復帰に成功したというデータもある。

 「こんないい立ち合いの相撲を取っていけば、しっくりしてくる。大したものだ」と八角理事長(元横綱北勝海)もうなずく内容だった。

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