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【今からでも間に合う!ラグビーW杯の基礎知識】最高到達点は4メートル! 持ち上げられてキャッチする瞬間「めっちゃ気持ちええよ」 (2/2ページ)

 ジャンパーを持ち上げてよいとなると、身長で劣る日本もやりようによっては不利を克服できる。素早く垂直に持ち上げて高さを出したり、タイミングをずらして持ち上げたり…。日本独特のアイデアも生まれた。持ち上げるときに汗などで手が滑らぬよう、ジャンパーの太ももにサポーターを巻き、そこに指が引っかかる布の突起のようなものをつけた。

 持ち上げる側のリフターはそこに指を添えて上げれば、滑ることなく一気にジャンパーを高く差し上げられる。このアイデアは元日本代表フッカーの薫田真広(東芝)が考案したといわれ(本人は否定)、あっという間に世界に広まった。

 ラインアウトのキーマンであるロックは、スクラムでの押し、またラインアウトからのモール攻撃でも起点になる。2015年W杯戦士のロック大野均(東芝)は、モールからのトライを数多く生み出しているが、「ボールをキャッチしてからモールで誰に渡すかはあらかじめ決めておき、押しながら次々と後ろに送り、最後に参加したフッカーがトライするのが理想」と言う。そして同じロックで4大会連続出場のルークについて「ラインアウトはうまいしタックルも忠実。本当にコツコツと働き、頭が下がる選手」と評する。ルーク・トンプソン、ホンマに頑張れや!(スポーツジャーナリスト・柏英樹)

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