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【今からでも間に合う!ラグビーW杯の基礎知識】得点源は両ウイングとFBの「バックスリー」 FBの攻撃参加は日本が先駆け (1/2ページ)

 新聞などのラグビーメンバー表記はFW、HB、TB、FBの4つのくくりで記されている。

 FWはフォワード、HBはハーフバック、FBはフルバック、ではTBは? スリークオーター(4分の3)バックの略。4つのくくりの3番目にいる左右のセンター2人と、左右のウイング2人の計4人を指す。

 SO(スタンドオフ)からパスを受けるセンターは、チャンスメーカーでウイングを走らせるためにマークをずらしてパスしたり、キック、そして時には自ら突破を図ることも。15人の中では最もタックルを受けやすいポジションだ。

 SOのようにボールを受けたときに相手との間隔がなく、ウイングのようにコースを変えてボールを受ける余裕もない。パスを受けた瞬間に目の前に相手が接近していることが多い。この間合いのない状態の中でパス、キック、突破などの判断を瞬時にしてプレイしなければならない。

 逆にディフェンスでは、センターがタックルミスするとそのままトライに結びつけられてしまうことが多い。日本代表のセンター中村亮土(サントリー)も「タックルだけは絶対に決める。まずそれを一番に試合に臨みます」という。

 センターの条件は「勇敢さ」の一言に尽きるといわれる。そしてウイングの一番の仕事は「トライすること」だ。チームの中で最も足の速い選手が務めるのが普通。日本代表の左ウイングはご存じ福岡堅樹(パナソニック)で、50メートルを5秒8で走る。最近の日本代表でこのタイムを出したのは1988年に19歳で代表入りした吉田義人(当時明大)くらいか。

 タイムは出なくても、一度スピードを落としそこから一気に加速するチェンジ・オブ・ペース走法の大畑大介(神戸製鋼)、“うなぎステップ”といわれた変則ステップで相手を抜き去った小野沢宏時(サントリー)など、日本が誇る名ウイングも過去には現れている。

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