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日本よ“元世界1位”アイルランドをスピードで振り回せ! スピードランナー福岡の使い所に注目 ラグビーW杯 (1/2ページ)

 日本にとってベスト8進出へ最大の難関だ。ラグビーW杯の開幕戦でロシアに勝った日本(世界ランキング9位)は、28日の第2戦(静岡)でアイルランドと対戦する。相手は22日付の世界ランキングで1位から2位に後退したが、日本がいる1次リーグA組では依然最強。実際、22日のスコットランド(同8位)戦では27-3で大勝した。日本がつけ入るスキはあるのか?

 “元世界1位”の実力はさすが。スコットランド戦では相手をノートライに抑え、盤石の強さを見せた。とはいえ、特別派手なプレーをするわけではない。FWがひたむきに突進して相手ディフェンスをこじ開け、そこにまた別のFWが殺到するシンプルな戦術だ。

 前半14分にモールを押し込みトライしたフッカーのベスト主将、相手を跳ね飛ばして再三前進したNO8のスタンダーなど個々の力もすごいが、個人技で強引に攻めるのではなく、FW全体が一つになって前進をはかり攻撃に厚みがある。

 スコットランドを封じたディフェンスもしかり。倒れてもすぐに起き上がってタックルに行く。グラウンドに寝ている選手が少なく、常に立って守りに備えているため、この守備網を突破するのは難しい。

 昨年度の世界最優秀選手のSOセクストンも、足を痛めてるせいか、自ら鋭いステップで抜きにかかるのではなく、意表を突いた内側へのリターンパス、キックなどで周囲を生かすことに徹しているようにみえた。

 セットスクラム、ラインアウトともアイルランドボールの時はすべて獲得。ミスも少なく統一された組織ラグビーの強さを発揮し、日本の前に強固な壁となってたちはだかるのは間違いない。

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