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日本よ“元世界1位”アイルランドをスピードで振り回せ! スピードランナー福岡の使い所に注目 ラグビーW杯 (2/2ページ)

 しかし攻略の糸口はある。まずスクラムでしっかりとボールを確保。「速い展開を心掛け、アイルランドがこれまで体験したことのないスピード攻撃でパニックを起こさせれば…」と藤井雄一郎強化委員長。確かにスコットランドは展開力が持ち味なのに、外に大きく展開せず、FW近辺に突っ込んではタックルで止められていた。日本独特の速い球出しから、外へ外へとパスを回し、松島らを走らせればチャンスは十分出てくるはず。

 日本独特のスピード攻撃でアイルランドを振り回せるか。それには15人が根負けせずに相手の猛攻をタックルで止め、粘り強くボールを動かすことができれば、勝機は生まれるだろう。

 アイルランドのシュミットHCは「W杯で世界ランクなど関係ない。日本は松島、福岡のスピードランナーがいて危険なチームだ」と警戒。その1人、福岡は痛めたふくらはぎも完治し「全力疾走できる状態」まで回復している。多少無理してもアイルランド戦にぶつけるのか、その先のサモア、スコットランド戦を見据えて温存するのか、日本の戦略に注目だ。(スポーツジャーナリスト・柏英樹)

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