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日本8強へ“天敵”スコットランド攻略法 警戒すべきはキックの名手たち、松島らの走力で対抗せよ ラグビーW杯 (1/2ページ)

 ラグビーW杯で日本(世界ランキング8位)は、同15位・サモア戦(5日=愛知・豊田スタジアム)に4トライを挙げ38-19で快勝。1次リーグA組の首位に立ったが、決勝トーナメント進出決定は最終戦の同9位・スコットランド戦(13日=横浜・日産スタジアム)に持ち越される可能性が強くなった。過去1勝10敗と圧倒的に分の悪いスコットランドに敗れれば、前回大会に続き4戦で3勝しながら1次リーグ敗退の憂き目にあいかねない。どうなる、どうする!?(スポーツジャーナリスト・柏英樹)

 日本が1次リーグの最後に対戦するスコットランドは、欧州6カ国対抗でアイルランドが全勝優勝した昨年、3位に躍進。今年は5位(優勝はウェールズ、アイルランドは3位)。

 近年はだいたいアイルランドより下位が多い。このW杯でもアイルランドと9月22日に対戦し3-27で大敗している。

 日本はそのアイルランドを同28日に撃破した。三段論法でいえば、アイルランドに一蹴されたスコットランドに、日本が勝てないはずがないが、そう単純ではない。

 日本はスコットランドに、前回W杯で10-45で敗れているのをはじめ過去1勝10敗。1989年、宿沢広朗監督(故人)が率いた日本が28-24で競り勝ち東京・秩父宮ラグビー場を熱狂させた“伝説の勝利”が唯一の白星で、それ以後7連敗だ。2004年1月の欧州遠征では8-100という屈辱的な惨敗も喫している。

 日本にとっては、やりにくい相手。スコットランドは欧州ではFWも小型でフィジカル的に劣る分、よく走って展開し、魂のこもったプレーが特徴。日本と似たタイプといえる。

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