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日本8強へ“天敵”スコットランド攻略法 警戒すべきはキックの名手たち、松島らの走力で対抗せよ ラグビーW杯 (2/2ページ)

 日本はパワーで襲い掛かってくるチームには、タックルで食い止め、速い展開で相手を走らせ、スタミナを奪うが、同じ展開力で勝負してくるチームはやりにくい。

 特に、スコットランドにはSHグレイグ・レイドロー(33)、SOフィン・ラッセル(27)というキックのうまいハーフ団がいて、やっかいだ。日本が反則をすれば、かなりの距離でもPG(ペナルティーゴール=3点)を決めてくる。また、FBのスチュアート・ホッグ(27)はDG(ドロップゴール=3点)の名手で、ハーフライン付近からでも蹴りこんでしまう。

 日本としてはラインブレークされてのトライより、キックパス、あるいはPG、DGを決められてじりじりと点差を広げられることを警戒すべきだろう。その意味で無駄な反則は避けたい。

 日本のキーマンは松島幸太朗(26)=サントリー、福岡堅樹(27)=パナソニック、あるいはレメキ・ロマノラヴァ(30)=ホンダ=のウイング陣と、FBの山中亮平(31)=神戸製鋼=のいわゆるバックスリーと呼ばれる走力のある選手たちだ。キックをキャッチしてカウンター攻撃をしかけたり、逆に蹴り返してなだれ込む。

 キック合戦に負けない強い気持ちが必要だが、相手に楽なキックをさせないためには、やはりFWの頑張りも絶対条件だろう。

 スクラム、ラックなどで押し込み、相手が下がりながらキックするようになれば、威力は薄れ日本のチャンスにつながってくる。前回W杯で日本は南アフリカから金星を挙げたあと、中3日でスコットランドと戦い敗れたが、今大会は逆にスコットランドが中3日(日本は中7日)。これが日本のリベンジを後押しするか。いずれにせよ、日本ラグビーの歴史をかけた一戦になる。

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