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桜戦士の“快進撃”は通用するか 4年前より格段に強い南ア、撃破すれば一気に優勝視野 ラグビーW杯 (1/2ページ)

 この試合に勝つようなら、いよいよ優勝が現実味を帯びるということだ。ラグビーW杯で史上初のベスト8に進出した日本(世界ランキング7位)は20日に東京・味の素スタジアムで南アフリカ(同5位)と準々決勝を戦う。南アは4年前の前回W杯で日本に屈辱の敗戦を喫したのをバネに強化を重ね、今大会は優勝候補大本命のニュージーランド(NZ=同1位)に匹敵する強力チームを作り上げてきた。奇跡的な快進撃を続ける日本だが、今回は厳しい戦いになりそうだ。

 1995年に地元開催の第3回W杯で初優勝した南アのピナール主将(当時)は「あり得ない。信じられない…。自分たちの国にこれほどの喜びをもたらすことができるとは、夢にも思っていなかった」と優勝のエリスカップを掲げて声を震わせた。

 長く人種差別が問題になっていた国を、当時のマンデラ大統領がラグビーで一つにしようとした政策が当たり、優勝には肌の色に関係なく国中が沸き返った。

 国内チャンピオンを決めるカーリーカップに10万人の観客が熱狂するラグビーの国。それだけに、前回大会で日本にまさかの逆転負けをしたときは「スプリングボックス(南ア代表の愛称=サバンナなどに生息するウシ科の動物にちなむ)の最も暗い一日」と国民は嘆いたという。

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