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侍ジャパン・稲葉監督“坂本切り”断行できるか!? ベネズエラ戦“逆転”絶好機についに代打…「全幅の信頼」揺らぐ極度の不振 (1/3ページ)

 野球日本代表「侍ジャパン」は5日、国際試合「プレミア12」初戦のベネズエラ戦(台湾・桃園)に8-4で逆転勝ち。2点を追う8回、稲葉篤紀監督(47)が打撃不振の坂本勇人内野手(31)=巨人=に代打・山田哲人内野手(27)=ヤクルト=を送る決断を下したことが勝敗を分ける分水嶺だった。一歩間違えれば1次ラウンド敗退のおそれもあるしのぎ合いの中で、指揮官は非情の“坂本切り”を断行できるか。

 「みんなが諦めなかったことが逆転につながった。終盤に粘りながら、四球をみんなが選んで、つないでつないで得点できて、逆転できたというのは明日につながるいい勝ち方だった」

 稲葉監督は試合後、ホッとした表情で振り返った。わずか3試合で次へ駒を進められるかどうかが決まる1次ラウンドの初戦に、金子誠ヘッド兼打撃コーチ(43)は「全てが決まるくらい」の重要性を説いていた。

 勝敗もさることながら、初戦の緊張感の中で選手がどれだけ動けるか、慣れない環境にどう対応していくか、負傷離脱の秋山翔吾外野手(31)=西武=に代わって追加招集された丸佳浩外野手(30)=巨人=の実戦勘が短い練習期間でどれほど戻っているのか-といった日本の大会を通じての趨勢を左右する要素が、全て白日の下にさらされる試合だった。

 不動の1番打者だった秋山の代役に据えられたのは、カナダとの強化試合2試合通じ7打数無安打と当たりが出なかった坂本。

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