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羽生結弦、電撃引退カウントダウンに拍車!? 国内でまさかのV逸、世界選手権へ「打倒チェン」「4回転半」の意欲維持できるか (2/3ページ)

 この5週間で3戦の過密日程が大きな原因であることは明白。だが「関係ないです。弱いです」と自らをばっさり切り捨てた。4年ぶりの全日本選手権を振り返り、「終わっちゃったなって感じです。もう…何もないですよ。こんなもんです。弱っちいんで、すごく。ループもトーループも、トリプルアクセルも跳べないようじゃ話にならない。僕の実力と技術が足りなかった。悔しい」と視線を落とした。

 「調整がずっとうまくいっていなかった。自分の体が日に日に劣化している感じがあった」。整わないコンディションに加え、心も揺れている。電撃引退へのカウントダウンが着々と進行しているのだ。表向きは「まだ辞めません」と語るが、いつプロスケーターに転向してもおかしくない状況がそろっている。

 11月のNHK杯の際、外国人記者の質問に「僕は勝つためにやっている。自分ができるMAXの構成ができなければ辞める」と明言。今大会で初めて宇野に敗れたことで、その思いに拍車がかかるのは間違いない。

 羽生に引退説がささやかれるのは、今回が初めてではない。最初は2014年ソチ五輪。男子フィギュア界でアジア人初の金メダルを花道に、そのまま引退という流れもあった。現役続行への大きなモチベーションとなったのが、仙台市出身の自身も被災した11年東日本大震災。「金メダルを取っても、復興に向けて何もできていない。無力感がある」という思いが背中を後押しした。

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