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【Road to TOKYO2020】スペシャルインタビュー・柳田悠岐 あと数年で引退?「必要ないとなればすぐに辞めます」

 昨季、2度の手術を経て今夏の東京五輪代表入りを狙うソフトバンク・柳田悠岐外野手(31)。昨季見舞われた壮絶なケガとの戦いの舞台裏を明かす。(聞き手・山戸英州)

 --昨年の開幕直後に膝をケガ。復帰まで予想以上の時間を要した

 「全然無理だと思っていました。ケガした瞬間は『あっ、やったな』と」

 --8月にようやく2軍戦で復帰。涙の会見は印象的だった

 「実はリハビリ途中から『もう、治らないだろうな…』と思っていた。打席に立ってマウンドの投手相手に勝負できる段階でようやく『できるんだな』と思いました」

 --1軍復帰は8月20日。今までで一番大変だったのでは

 「こんなケガをしたのは正直、野球人生で初めて。ずっと(状態は)ダメでした。普通ケガをしても、だんだんとよくなるのですが、その“だんだん”の部分がほぼ、なかった。ずっと痛いというか。そこが一番しんどかった。人生いろいろあるなと思います。少し良くなったかなと思えるようになってからはうまく回復していきましたね」

 --支えてくれたのは 「一番は家族。帰宅後は子供と一緒に過ごす時間も長かったですから。ケガのことも忘れさせてくれて『また、野球をしたいな』という気持ちが芽生えて、自分の中でモチベーションになりました。子供の成長を見続けるのは初めての経験。よかったかなと思います」

 --昨オフには同じ年の福田秀平外野手がロッテにFA移籍。年々、同世代の仲間が減っていくのも厳しい世界

 「そうですよね…。自分もあと数年したら、辞めるんだろうなと…」

 --そんなことないでしょ!?

 「いや、マジマジマジ! 本当にそう思っていますよ。でもこればっかりは、人生いろいろあるんで。それも自分の人生。あまり深くは考えていませんけどね」

 --完全燃焼して引退するか、余力を残してユニホームを脱ぐかなら、どちらのタイプ

 「チームから『お前は必要ない』となればすぐに辞めますね。周りを見て空気を読んで『もう俺、要らんな』となれば…。そうなれば第二の人生を始めますね。好きなことをして、家族とゆっくり過ごしたいっすね」

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