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【TOKYO2020】聖火空輸に特別輸送機! 前回は日航→全日空のリレー輸送 (1/2ページ)

 3月12日にギリシャのオリンピア市で採火された聖火はギリシャ国内をリレーした後、19日にアテネのパナシナイコスタジアムで、日本側へ引き継がれる。その後、聖火特別輸送機「TOKYO 2020号」(ボーイング787-8)で運ばれ、20日に宮城県の航空自衛隊松島基地に着陸後、聖火到着式が行われる。前回東京五輪、1998年の長野冬季五輪に続き、航空自衛隊のブルーインパルス5機が青、黄、黒、緑、赤の煙を発し、上空に五輪を描く予定だ。聖火は福島県ナショナルトレーニングセンターJヴィレッジをスタートした後、全国857市区町村を巡る。

 聖火を運ぶ特別輸送機は全日本空輸と日本航空が共同運行。2社のロゴが並び、前方の聖火ランナーピクトグラムから始まる聖火の炎が、黄土色の大地を経て、垂直尾翼のリレーエンブレムにつながるデザインになっている。

 前回大会は航空路開発で先行する日航に全日空が新型機YS-11で勝負を仕掛ける構図になった。

 聖火を積んだ日航特別機DC-6B「シティ・オブ・トウキョウ号」は8月23日にアテネを離陸、1日ごとにイスタンブール、ベイルート、テヘラン、バンコク、台北など12都市を歴訪し、9月7日に米国統治下だった沖縄那覇空港に到着した。

 沖縄が日本体育協会に加盟していたことから、聖火リレー特別委員会により、国内聖火リレーは沖縄から開始されることになった。当時、日の丸を掲げることは原則禁止されていたが、飛行場を埋め尽くす沖縄の人たちが、日の丸の旗を振り、聖火到着を歓迎した。開催国に敬意を表す意味で、式典でも星条旗よりも日の丸の国旗掲揚が先になった。沖縄本島内のリレーでも観衆が日の丸を振ることが黙認された。

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