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取り扱い要注意! 阪神の命運握る助っ人勢…チームの火種になりかねず?

 昨秋のドラフトでは、相次いで高校生ばかり指名した阪神。今季優勝の命運を握るのは、メジャー通算92発のボーア=前エンゼルス、同49試合登板のエドワーズ=前インディアンス=ら、総勢8人に膨れ上がった助っ人勢であることは言うまでもない。

 矢野燿大監督(51)以下の1、2軍の全首脳陣、球団フロントが兵庫県西宮市内に集い、合同スタッフ会議が8日開かれた。外国人選手の扱いについて、首脳陣の1人は「(ポジションの)確定はしていない。競争してもらわないと困る。結果を出して、競争に残ってもらえれば。どっぷり外国人枠(を使う)っていう存在にはならない」と言い切った。

 今年は東京五輪開催の関係で、開幕が例年より10日ほど前倒し。キャンプ前半から実戦が増える中で、助っ人勢には本職のポジション以外にもつかせる方針だ。来日後に「まずは話してから」と意思の確認はするというが、契約前の交渉内容とのズレなど、扱いを誤ればチームの火種にもなりかねない。

 かねて球団内には「助っ人へのフォローがヘタ過ぎる」との声もある。昨季は途中入団したソラーテが、起用法を巡って電撃退団した。二の舞いを演じないため、フロントは通訳を増員。さらに駐米スカウトのシーツ、ウィリアムス両氏を今春キャンプにベタ付きさせ、フォローする構えだ。

 矢野監督も「競争が激しくなるのは間違いない」と期待するが、虎の“助っ人シフト”は思惑通りに奏功するのか。(山戸英州)

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