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【小田幸平 ODAの第2捕手目線】指導者としての心境は… 巨人・阿部2軍監督に聞きたかった2つの“懸念” (1/2ページ)

 今日から3日連続で春季キャンプをレポートする特別版。まずは宮崎に取材に来るにあたり、どうしても会っておきたい人がいました。昨季惜しまれつつ引退し、今季から巨人の2軍監督に就任した阿部慎之助(40)。指導者として初めてのキャンプを過ごす心境を聞いておきたかったのです。

 僕にとっては同僚時代からのよき友も、今や巨人の2軍を率いる立場。いつものように「シンノスケ」と呼びたいところですが、ここは「阿部監督」でいきましょう。

 「面白い選手が多いですねえ。鍛えがいがありますよ」と真っ黒に日焼けした顔で迎えてくれた阿部監督。

 まず聞きたかったのが、監督という立場になり選手がプレーしている姿を見ることしかできないのは、つらくないかということ。そして、標榜する昭和風の“根性野球”が、今の20代の選手たちに受け入れられるのかどうか、という点です。

 しかし、本人と言葉を交わす前に練習を見てすぐに理解できました。間違いなく、阿部監督の指導は受け入れられる。なぜなら自ら打撃投手を務め、トスを上げ、ノックバットを振りまくります(ちなみに選手時代とは違いノックは右打ち)。

 現役時代の実績は言うまでもなく、超一流の経験と技術論を備える打撃の生き字引のような存在です。そんなレジェンドが選手と一緒に動き回って汗を流し、日が沈むまでグラウンドに残り、練習に付き合ってくれるのですから。「毎日投げます」と新監督は腕を回しますが、選手はお得ですよ。もっとどんどん聞きにいっていいはずです。

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