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【何競技、書けるかな? to TOKYO2020】“体操ニッポン”の新エースへ 闘志を燃やす北園丈琉 (1/2ページ)

 去年は体操界に衝撃が走りました。男子は4月の全日本個人総合選手権で、肩の痛みを抱えていた内村航平(31)がまさかの予選敗退。春先から足首のケガに苦しんでいた白井健三(23)も5月のNHK杯で23位に終わり、日本体操界の中心人物がそろって代表から落選しました。しかし、驚きはプラスの面からもありました。橋本大輝(18)=市船橋=が史上2人目の高校生での世界選手権の代表入りを果したからです。

 体操は審判による採点競技です。印象がとても大切で、実績のない選手には得点が出にくいといわれる中、橋本は世界デビューとなったドイツでの世界選手権で、出場した予選4種目でチームトップの得点をマーク。手足が長く、誰の目にも明らかな美しい体操が世界でも評価されました。

 2019年始めの合宿で水鳥寿思強化本部長から「今年の代表を狙える」と声をかけられ急成長した逸材は、11月の個人総合スーパーファイナルで先輩の代表選手たちを抑えて優勝。今年は一気に東京五輪代表の柱になろうとしています。

 そんな橋本にメラメラと闘志を燃やしているであろう選手がいます。ユース五輪5冠、橋本より1学年下の北園丈琉(17)=たける、清風=です。橋本の世界での活躍をどう見ていたのか。去年の秋、北園はこう答えました。

 「すごく点が残っている印象で刺激になったし、自分が(あの舞台に)立てていたらこれぐらい、いけてたんじゃないかという思いも少しあったので、悔しい思いもあったんですけど、自信にもなったかなと思います」

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