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「福島No.1」美人アナ・野尻英恵 聖火ランナーは「気持ち切り替えて準備」 (2/2ページ)

 東日本大震災後の2013年に同局入社。地元出身ではないが「ここが私のホーム」と“福島愛”は負けない。「復興五輪」と位置づけられ、被災地を走る聖火リレーは「世界に福島を“アップデート”できる貴重なタイミング」と強調する。

 「海外に行った際、よく『福島に住んでいるのか?』と驚かれます。世界から見て、福島の印象は9年前から止まったままなんです。原発事故後のさまざまな問題など、同じ県内でも状況は激しい差がある部分もある」と痛感。

 「半面、素晴らしい場所や食べ物もたくさんある。その現状を走者として発信することも一生に一度しかできない、自分の役目ですから」と大きな任務を背負う。

 新型コロナウイルス問題だけでなく、経済の停滞など負の空気が日本列島を覆う。これには郷土の玩具になぞらえて「起き上がりこぼしの精神が大切なんです。福島の人は優しく、辛抱強い。皆が苦労した分、忘れられない瞬間をかみしめたい」。1年後、聖火リレー走者として見事なリベンジを目指す。(山戸英州)

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