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【藪恵壹 藪から棒球】コロナ禍で思い出す…“ありえない”ダブルヘッダー (1/2ページ)

 プロ野球は12球団が一致団結して4月24日開幕を目指しますが、これ以上伸びた場合、現実味を帯びてくるのは1日2試合をこなす「ダブルヘッダー」。私は2008年、メジャー・リーグのジャイアンツ時代に1度経験があります。

 敵地でのマーリンズ戦。3連戦のうち、2試合目が雨天中止になると、瞬く間にチーム内では「やるんじゃないのか?」と噂が回りました。程なくして正式発表されたのは、3日目に昼0時44分から2試合をやるというもの。経験にないことで思わず「マジかよッ!!」と叫んでしまったのはいうまでもありません。

 1試合目は29分遅れで始まり、私は午後5時15分からの2試合目で7回に登板。ブルペンからスタンドを見上げると、お客さんも疲れたようで、毛布にくるまりながら横になる姿がありました。対照的にベンチは「やりきるぞ!!」。妙に盛り上がったのは、とても印象的でした。

 メジャーは連戦最終日のうちに、次の遠征地に移動します。そのときはダイヤモンドバックス戦のアリゾナで、飛行機で4時間かかるため、到着した時は、さすがにグッタリ。日本ではありえない経験です。

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