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延期の東京五輪 来年7月開催へ

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、開催延期が決まった東京五輪について、国際オリンピック委員会(IOC)と政府、大会組織委員会、東京都が来年7月開幕で最終調整に入ったことが分かった。感染の終息が見通せず、開催までの期間をできるだけ長く確保する狙いがあるとみられる。

 安倍晋三首相とIOCのバッハ会長は24日に電話協議し、年内開催の断念と「遅くとも2021年夏までの実施に向けて具体的に検討」することなどで一致した。組織委の森喜朗会長は28日、「来週中には何らかの結論を得たい」と早期決着を示唆していた。

 酷暑を避けるため、来年春から初夏までの開催も検討すべきだとの声もあるが、コロナ対策や予選の日程などを念頭に、従来と同時期の開催とする方向で調整が進められているようだ。近年の五輪は金曜日に開幕し、17日間で日曜日に閉幕するのが通例であることから、来年7月23日開幕が有力。

 当初の計画では、五輪は今年7月24日から8月9日、パラリンピックが8月25日から9月6日に行われる予定だった。