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「東京五輪」改め、オールジャパンで「日本五輪」 来年7月“完全”開催へウルトラC構想! (2/2ページ)

 すでに男女マラソン、競歩は東京の猛暑を理由に、国際オリンピック委員会(IOC)のごり押しで札幌開催に変更。ほかに宮城県のサッカー、静岡県の自転車など都外の1道8県が五輪会場となっている。今回の危機をきっかけにさらに全国展開を進め、「東京」の看板を外して「日本五輪」にリセットする準備は、すでに整っている。

 また、コロナ感染拡大の危険度が高い「3密」(密集、密室、密閉)の環境になる室内競技については、「多くの方法を模索している中、無観客試合の検討にも入っている」(大会組織委関係者)ことが分かった。無観客開催の競技は、観客の交通手段、動線や座席の確保などのハードルがなくなるため、新たに会場に立候補する自治体のチャンスも広がる。

 2013年に招致した段階では「史上最高のコンパクト五輪」を訴えたが、コロナ禍のピンチをチャンスに変える。会場をさらに全国各地に広げることで、日本が「ONE TEAM」で国難を乗り越える姿勢を示す。

 この五輪の全国展開構想はもちろん、日本国内でのコロナ終息が大前提となる。緊急事態宣言が全国に拡大し、政府が感染拡大を防ぐため遠出を控えるよう要請する現状から、どこまで移動の自由を取り戻せるかだ。