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大谷、今は忍耐だ!! 前日大荒れもマドン監督の評価変わらず「彼はワンダフルな若者」

 約1年10カ月ぶりのマウンド(紅白戦、7日=日本時間8日)で7四球と制球が定まらなかったエンゼルスの大谷翔平投手(26)。米スポーツメディアから「大丈夫か」との声が充満したが、ジョー・マドン監督は一夜明けた8日(日本時間9日)、記者団の質問にこう答えた。

 「昨日は決してよくはなかったが、彼にはなさねばならないことがいっぱいあった。彼がワンダフルなアスリートでワンダフルな若者であることに変わりはない。彼は“ジェネレーショナル・プレーヤー”であり特別だ。今、あわててパニックになることはない。大事なのは忍耐。それがすべてだ」

 “ジェネレーショナル・プレーヤー”とは、時代を代表するスーパースターのこと。1人の力でチームを下位から優勝候補にのしあげるような選手を指し、大谷に対する指揮官の評価の高さが改めて伺えた。

 紅白戦ながら、674日ぶりにマウンドに帰ってきた大谷は制球が悪く、アウトは1つしか奪えなかった。

 ミッキー・キャロウエイ投手コーチも「期待していた結果ではなかったが、心配はしていない。いいプロセスを踏んでおり結果はついてくる」。

 同僚相手で投げにくさもあり、大谷が「つい置きに行った」というように、160キロ以上の剛速球を連発していた当時のダイナミックなフォームは影を潜めた。だが、右肘への恐怖心はないと強調したことが首脳陣を何より安心させた。

 大谷のキャンプの出来は、メジャー1年目だった2年前の春も決してよくなかったが、開幕してから見違えるピッチングを見せた実績もある。次の実戦マウンドでは本来の力を見せることができるだろうか。

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