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白鵬らモンゴル勢を念頭? 大相撲の国際化に“待った” 有識者会議が方針示す (1/2ページ)

 ■大相撲11月場所2日目=9日、両国国技館

 「大相撲の継承発展を考える有識者会議」が9日、両国国技館で開催。同じ日本発祥で世界に普及した柔道のような国際化に、「待った」をかける大方針が示された。

 3つの議題のうちの1つで大相撲の国際化、多国籍化について議論が交わされ、歴史学者で東大名誉教授の山内昌之委員長は「大相撲の国際化は、基本的に剣道を目指してほしい。柔道の国際化ではないという前提」と強調。「(外国人力士が)相撲文化について理解し、体読していくために教育や指導していくことが重要」との考えだ。

 五輪種目となった柔道はルールの変更、道着のカラー化など国際化が進む一方、剣道は伝統を崩さないスタンスを固守している。昨年12月の有識者会議では全柔連の山下泰裕会長らを招いて意見を求めたが、今回で柔道の路線には背を向ける方針となったようだ。

 山内委員長は「未成年を人格形成し、社会人として育てていく。日本人であれ外国人であれ同じですが、特に外国人の場合は日本の習慣、しきたりを十分理解していないところもある。大相撲は類似のレスリング、格闘技と同じようなルール、モラルと考えてもらっては困る」と力説した。

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