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【江尻良文の快説・怪説】田中将大の楽天復帰、単純に喜べない石井GM兼任新監督の内情 次は監督としてのノルマが待っている (1/2ページ)

 メジャーリーグからの田中将大の復帰で久々に話題沸謄、今季の超目玉ができた楽天。だが、石井GM兼任新監督は単純に喜んでいる場合ではない。田中が復帰したのであれば、二兎を追う三木谷オーナーは勝つことも要求するからだ。

 年俸は9億円プラス出来高払い(推定)。メジャー挑戦を断念し、日本プロ野球史上最高年俸の8億円(推定)で巨人に残留した菅野を上回る。金銭面でシビアな三木谷オーナーのこと。それに見合う働きを田中に要求するだろう。

 2013年、24連勝無敗という史上初の快挙を演じて、楽天に初のリーグ優勝、日本一をもたらした大黒柱だった。それを置き土産にして拍手喝采の中、胸を張ってメジャーリーグへ挑戦した。

 今度はその名門ヤンキースからの復帰劇となれば、計算高い三木谷オーナーは当然一石二鳥を期待する。大幅な観客動員増と同時に、13年以来のリーグ優勝、日本一も要求するだろう。

 それだけに石井GM兼任監督は覚悟するしかない。田中の楽天復帰はあくまでGMとしての仕事であり、今度は初体験の監督としての大仕事が待ち受けているのだから。

 そもそもGM兼任での監督就任自体も、世間一般で言われているような「三木谷オーナーの石井GMへの信頼、高い評価」があったからではない。GMとしての成績不振の責任を、監督として自ら尻拭いするように要求された厳しい人事である。

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