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【江尻良文の快説・怪説】無観客キャンプで衛生放送、ネット中継が存在感 プロ野球ファンに新たな楽しみ提供

 コロナ禍でプロ野球キャンプは無観客となり、選手、ファンは戸惑いを隠せない。一方、不謹慎な言い方になってしまうが、タナぼたでご利益を授かったのが、衛星放送やネット中継。12球団キャンプがすべて見られるので、ファンに存在価値を改めてアピールしている。

 「前代未聞の無観客キャンプで選手、ファン共に寂しい球春到来。しかし、今は衛星報道やネット中継で12球団どこのキャンプでも見られる時代。キャンプ地に入れないのは残念だが、逆に新たな楽しみも出てきた」

 ファンからもこういう歓迎の声が聞こえてくる。

 公式戦中継もテレビの地上波から消えて久しい。BSやCS、ネット中継でのプロ野球観戦は常識になっている。

 「野球はサッカーなどのように試合時間が決まっていない。そもそも放送時間枠が限定されるテレビの地上波放送になじまないんだ」(在京テレビ局関係者)

 地上波のプロ野球中継離れは、予期せぬプラス効果につながった。「テレビの地上波で見られないのなら生で」と、球場に足を運ぶプロ野球ファンが増えたのだ。

 そして、今は衛星放送、ネットメディアにとっては存在価値を改めてファンにアピールするチャンスでもある。プロ野球ファンはどこにいても、衛星放送やネットでキャンプを見られる時代になったとは、隔世の感がある。(江尻良文)

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