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【江尻良文の快説・怪説】巨人の活発なトレード大歓迎! 日本一奪還へシーズン中に大物敢行の必要性も

 巨人の左腕・田口とヤクルト・広岡内野手の交換トレードが1日、発表された。ここ数年、オフにとどまらない巨人の活発なトレード活動が目立っている。球界活性化の一環として大歓迎だ。

 メジャーリーグではシーズン中でも主力選手同士の交換トレードが日常茶飯事だ。オフに翌年の戦力構想を練るが、青写真通りにいかないことはいくらでもある。その場合、シーズン中でも大幅な戦力修正を図るのは、当然のこととしてやらなければファンが納得しない。

 例えば、シーズン後半に、優勝、プレーオフ出場などの可能性がある場合は、戦力アップに即効性のある主力選手の獲得を狙う。また、低迷して来季を想定してチーム大改革を図る球団は、有望な若手選手に狙いを定める…etc。理にかなっている戦力強化ならばファンも納得する。

 日本の場合は、長年、主力選手がトレードされるのは、何か問題を起こした場合という負のイメージが強かった。

 最近になって、大物同士は無理でも、ようやく互いのチームが戦力強化になる交換トレードがオフだけでなく、キャンプ、オープン戦中でもみられるようになった。巨人はその先駆者的な存在になろうとしている。

 日本シリーズで無敵のソフトバンクに2年連続4連敗という、最大の屈辱を味わわさせられている巨人とすれば、3度目の失敗は許されない。今季、ノルマの日本一奪回を実現するためには、シーズン中にも大物トレード敢行が求められる場面もあるだろう。(江尻良文)

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